幼稚園から大学までをつなぎ、書写書道教育について考えています。
これまでみんなで考えたことの中から、人と人のつながりについてや、環境問題について、もう一度ふり返り、今、自分が大切にしたいものは何か考えてみましょう。そして、それを心をこめて字で表し、来年のカレンダーを作りましょう。
カレンダー作成の流れ 1.語句、用紙の選択 3.一人ひとりの課題をつかむ 4.練習と自己批正・相互評価 5.まとめ書き 6.パソコンに取り込んでカレンダーを作成 ワークシート |
基礎・基本を大切にしながら、教科書の題材に添って書写の授業をしてきたが、お手本通りにうまく書くことだけが本来の目的ではない。『心をこめて書く』ことで、『思いを表現すること』にも取り組んでみたい。
さらにその思いを、友達や家族と共有することはできないだろうか。そんな思いで一年の折り返しの時期を迎えた。
以前デジカメでとった写真で、カレンダーを作ったことがある。その時子どもたちの中に一人一人違ったものを作りたいという声があった。顔写真もいいが、自分の思いを文字という形で表すのはどうだろうか。
語句の選択から子どもに任せるというのは、一見自由なようであり実はあらゆる方面の力が試されることではないか。いのちや環境について年間通して学んでいる子どもたち。今一度自分や周りの人たちを見つめなおす機会ともしたい。
子どもたちにとっては、カレンダーを作る、という具体的な目標を持つことが、書きたい気持ちへの意欲づけになると思われる。また、クラスの友達が、どんな考えでどう書くのかも興味を持ってみることもできるであろう。自己評価、相互評価の両方を組み合わせ、楽しく、心に残る活動にしたい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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